2015/09/30
双葉社『月刊アクション』にて連載され、コミックス既刊4巻で180万部を突破、国内外に熱いファンを持つ話題の漫画『orange』が、ついに実写映画化。その主題歌をコブクロが担当する事になった。
未来の自分から手紙が届くというファンタジックな世界観と、大切な人を亡くさない為に今を変えようともがきながら奮闘する姿、好きだからこそ相手の幸せを考えるという甘酸っぱい恋愛要素が共感を呼び、新たな形の「青春群像劇」として、世代/性別問わずに注目を浴びている今作が、ついに実写映画化。
未来の自分から届いた手紙を元に、大切な人との未来を変える為に奮闘する主人公・高宮菜穂には、現在大注目の土屋太鳳。菜穂に想いを寄せながらも、母親の自殺によって心に深い傷を負っている転校生・成瀬 翔には、人気沸騰中の山崎賢人が決定している。さらに竜星涼、山崎紘菜、桜田通、清水くるみとフレッシュなキャストが集結。監督には長編映画初挑戦となる橋本光二郎を迎え入れ、原作の舞台となっている長野県内で大掛かりなロケを行うことも発表しており、早くも話題を呼んでいる。
本作の主題歌をコブクロが担当することになり、書き下ろした新曲は「未来」。本作の一つのキーワードにもなっている「未来」をタイトルとして、2015年を締め括るに相応しい、コブクロ王道の極上バラードとなっている。
◎コブクロ コメント
原作「orange」を読んで、この「未来」という楽曲ができました。「未来」という言葉は、前向きも捉えられますが、「未来は、どうなるかわからない。」という刹那な不安とも隣り合わせである事を、この物語を通して感じました。木々の生命は、大きな幹から枝によって幾つにも分かれていきます。僕らの生きる人生、それを決める「今」も、枝のように分かれ、どちらを選ぶかで、その未来が変わります。先が見え無いほどか細い、そんな枝にも命が流れています。時に、力強く太い枝の方を選んで生きてしまいがちな日々を、か細い方にかけてみる瞬間。恋する人の心にも、夢を追う人の心にも、いつかそんな日が訪れて、その先には、見た事の無いような未来が待っているかもしれない。もし、今がどんなに辛くても、いつか辿り着く未来から今を振り返って、笑える日が来て欲しい。そんなイメージでこの歌詞とメロディーを描きました。たとえ、思いは叶わずとも、愛する人のそばにいたい。届けられなくとも、今、そばにいたい。そう願う、か細い気持ちにも、きっと強い「命」が宿っています。片恋の美しさは、永遠です。映画を通して流れるこの楽曲で、忘れていた何かを思い出してくれたらいいなと思います。
◎土屋太鳳コメント
同級生の顔、通学路やお祭、文化祭やリレー…優しい記憶が溢れてくる、命のような歌です。どうかこの歌を聴く全ての人が、あたたかい奇跡に包まれますように。ずっとずっといつまでも、大切な人と笑いあえますように。
◎山崎賢人コメント
言葉一つ一つがとても繊細で、切なさとあたたかさが「orange」の世界観にすごく合っていて、ものすごく胸に沁みました。この素晴らしい主題歌と共に「orange」が皆様の心に残る素敵な作品になれば嬉しいです。
◎橋本光二郎監督コメント
小渕さん、黒田さんの美しいハーモニーが、劇中で手紙を通して繋がる16歳と26歳の2人の菜穂の姿に重なり、
まさに映画「orange」と寄り添う楽曲です。映画同様、希望と同時に、そこはかとない不安も広がる「未来」というものが、お二人の切なくもあたたかい歌声から感じられ、とても感動しました。
◎石黒裕亮プロデューサー コメント
10年後の自分から手紙を受け取って未来を変えていこうとする16歳の瑞々しさと、未来を変えてほしいと願う26歳の切なさ。その両方を表現し、映画の世界を包み込むことのできる楽曲、そして歌声を備えているのはコブクロさんしかいません。
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