2015/09/22 17:04
MISIA史上4回目となる【Misia Candle Night Live】が、河口湖ステラシアターにて開催された。
愛と平和への祈りをこめた数千個のキャンドルがステージ一面に敷き詰められ、幻想的な雰囲気とともにMISIAの優しい歌声が響き渡る【Misia Candle Night Live】シリーズは、2011年にスタート。今年は、河口湖ステラシアターの他に【第28回世界遺産劇場-高野山-高野山開創1200年記念 Misia Candle Night Live】と題して10月10日と11日 高野山壇上特設ステージでも開催、その規模は年々拡がっている。
この日、オープニングで会場を一体とさせたのは、7月にリリースされた配信シングル「あなたにスマイル:)」。キャンドルを手に客席が笑顔で埋め尽くされた光景は、“平和と幸せを願う”というライブのコンセプトそのものだった。その他、アコースティックバージョンで披露された「白い季節」や、現在開催中の全国ツアー【MISIA 星空のライヴVIII MOON JOURNEY】で初披露され、ファンの間では発売を今か今かと待ち望まれていた幻の新曲「花」など、続々と披露した。
また、ファンを驚かせたのは、11月25日に発売が決定した新曲「オルフェンズの涙」の初披露。この曲は、10月4日より放送がスタートするTVアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のエンディングテーマに決定しており、壮大で重厚なストリングスとブルージーなメロディーが絡み合った楽曲に、MISIAの詩世界と『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の物語がシンクロした、MISIA新境地のバラードだ。
作編曲を担当した鷺巣詩郎は、数々のアーティストのプロデュース/作曲を手掛け、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のサウンドトラックや、映画『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙』のテーマソングの編曲、そして最近では映画『進撃の巨人』のサウンドトラックを手掛けるなど、日本を代表する作曲家であり、音楽家。タイトルも未だ明かされていなかった楽曲のパフォーマンスと、MISIAの圧倒的なパワフルな歌声に、観客は息をのむほどに圧巻され、総立ちで拍手を送った。
その他には、「DEEPNESS」「心ひとつ」や、現在公開中の映画『S-最後の警官-RECOVERY OF OUR FUTURE』の主題歌「流れ星」など、代表曲から新曲までを惜しみなく披露。観客は夜空に浮かぶ月に向かってキャンドルを掲げ、MISIAの歌声に祈るように聴き入る。そして、吹き消す時に願いが叶うと言われているキャンドルの灯をMISIAと共に、会場全体で一斉に吹き消すパフォーマンスで幕を閉じた。
撮影:田中雅也
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