2015/04/15
4月15日にニューシングル『青春小僧が泣いている/夕暮れは雨上がり/イマココカラ』をリリースしたモーニング娘。'15が、その発売記念イベントを池袋サンシャインシティ アルパB1F噴水広場にて開催した。
<超満員の噴水広場 12期4人による始球式で牧野真莉愛リベンジ達成>
発売日当日に開催されたこのイベントには、ステージ前から吹き抜けとなっている4階まで超満員の観客が集結。昨年11月の道重さゆみ卒業後も絶大な人気を誇っていることが証明された光景、それを眺めながら登場した13人のモーニング娘。'15は「よろしくお願いしまーす!」と可愛らしく挨拶し、ステージを最大限に生かしたフォーメーションを組む。そして「最後は君の腕次第! 最後は君の腕次第!」と気合いの漲ったダンスとボーカルワークでもって、EDMとフォークミュージックを融合したかのような新機軸となる新曲「青春小僧が泣いている」を披露。
その後のMCでは、先日、牧野真莉愛が大好きな日本ハム戦の始球式で大暴投したこともあって、バッターを飯窪春菜(サブリーダー)、キャッチャーを鈴木香音、審判を小田さくらが演じ、12期4人による始球式を行う。尾形春水の投げたボールがイベントスペースの外まで飛んでいってしまうハプニングがあったものの、牧野は見事リベンジを果たして歓喜するなど、大きな盛り上がりを見せた。
<つんく♂さんからのメッセージ 切ない表情で涙を誘うメンバーも>
続いて「イマココカラ」「One・Two・Three(updated)」「What is LOVE?」と、新体制でもハイクオリティなフォーメーションダンスを次々と展開し、最高峰のパフォーマンスを追求していく意思、まだまだ進化していこうとする意欲を感じさせる。
そして最後は佐藤優樹の美しいエアピアノから始まる「夕暮れは雨上がり」を披露。彼女は先日のインタビュー(http://bit.ly/1J2qJAD)でこの曲について、「つんく♂さんからのメッセージだと思っていて、道重さんとの時間はもう過ぎちゃったけど、新しい時間は自分たちで作っていくしかないんだよ。無駄には出来ないんだよ。おまえたちが12期を引っ張るんだぞっていう。だからそういうイメージで歌っているし、その想いのすべてをエアピアノに込めてます」と語っていたが、他のメンバーもエモーションが溢れかえっており、生田衣梨奈など切ない表情で涙を誘うメンバーもいた。
<つんく♂への想い、モーニング娘。'15のこれからについて熱弁>
また、終演後に各メディアによる囲み取材が行われると、リーダー陣や12期をメインに質問が飛び交い、声帯摘出したつんく♂について話を振られると、リーダーの譜久村聖は「つんく♂さんの分まで私たちが愛を込めて歌っていきたい」と語り、工藤遥は「俺の分までしっかり歌うんやで。俺もいい曲作るから」と連絡があったエピソードを。生田衣梨奈に関しては、つんく♂を「命の恩人」とまで言い切った……のだが、飯窪がつんく♂とLINEでやり取りした話を聞いて、自分はIDを教えてもらってないと悔しがり、笑いを誘う場面もあった。
そして、最後に「モーニング娘。'15、これからどんなグループになっていったらいいなと思っていますか?」と質問された鞘師里保と石田亜佑美は、真剣な眼差しで「今までも“モーニング娘。新しくなりました”って何回も言ってきてはいたんですけど、今のモーニング娘。が本当の意味で新しくなったモーニング娘。だと思うんですよ。で、先輩方もすごく見守って下さってると思うし、つんく♂さんも今回歌詞と曲を創って下さって……たくさんの方に支えられてるっていう気持ちを忘れなければ、みんな、すごく頑張っていけると思うので、13人って人数も多くなったんですけど、フォーメーションダンスのようにひとつになれるグループをもっと目指していきたいと思います!」(鞘師里保)
「大きな変化があって、今のメンバーになって、モーニング娘。は今までの皆さんのイメージとすごく変わってしまったと思うんですけど、「これが私たちのモーニング娘。なんだ!」っていう気持ちは一切変わってないし、むしろ強くなっていると思うので、応援して下さるファンの皆さんや、リーダーとして私たちを支えて下さった道重さん、そしてつんく♂さん、偉大な先輩方皆さんに良い報告が出来ればなっていう風に思っています!」(石田亜佑美)とそれぞれに熱く語ってくれた。
取材&テキスト:平賀哲雄
撮影:内山直也
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