2014/09/24
メアリー・J.ブライジの新曲が2曲、9月22日に公になった(1曲はリークし、もう1曲は公式公開)。「ノー・モア・ドラマ」や「ビー・ウィズアウト・ユー」などのバラードでキャリアを積み上げてきた彼女。最近はディスクロージャーやノーティ・ボーイなど、どちらかと言えばダンスビートを多用するイギリス人アーティスト達とスタジオ入りしてきたものの、今回の2曲はバラード系の曲だ。
リークされた「Whole Damn Year」は、リラックスしたピアノとキレのあるブレイク・ビートにのり、ブライジが“身体を癒すのに、まるまる一年もかかったわ。まる一年よ。誰かを信じるには長い時間がかかるわ”と心地よく歌い上げる。
一方の「Therapy」は、ニューヨークのラジオ局“Z100”で初公開された公式シングルだ。現在、米ビルボード・シングル・チャート“Hot 100”で「ステイ・ウィズ・ミー」が6位にチャートイン中のサム・スミスと共作した同曲は、シンプルな仕上がりとなっている。ドゥーワップのバックコーラスにゆったりとしたギター・リフを伴い、サビは質問形の歌詞が連なる。
“なぜ今年の残りの日々を独りで過ごさなければいけないの? いつになったら日に2回癒してくれるの? なぜ今週の残りの日々をこんなに苦痛に過ごさなければいけないの? いつになったら癒してくれるの?”と問いかけるブライジの歌は時折、エイミー・ワインハウスを彷彿とさせる。
なお、11月24日に全米リリース(日本盤は12月3日予定)されるメアリー・J.ブライジのアルバム『ザ・ロンドン・セッションズ』を先行予約したファンは、「Therapy」を無料ダウンロードできる。
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