2014/07/18
前回、突然の新曲でファンを驚かせたデヴィッド・ボウイだが、今回は予め警告を発したようだ。世界中で大ヒットした『ザ・ネクスト・デイ』からおよそ16か月、ボウイが新しい音楽を間もなく届けることをほのめかした。
デヴィッド・ボウイによるステートメントが7月12日、ロンドン中心にある12バーにて、ゲスト達に向けて読み上げられたことが明らかになった。同イベントは、ボウイの音楽活動50周年を祝うと共に、HIV撲滅チャリティ・イベント等で知られるテレンス・ヒギンズ・トラストの資金を募るための落ち着いたものだったという。
同ステートメントには、「(英国の金融・商業の中心である)この町は昨年よりもさらに良くなった。だから踊って踊って、踊りまくることを忘れないように。その後は少し座って、何かを編んだりしてから、起き上がってそこら中を走り回るんだ。是非やって欲しい。みんなに愛を。さらなる音楽はもうすぐだ。デヴィッド」と綴られていた。
イギリスの週間音楽誌NMEによると、ボウイの代表はこの声明が本物であることを認めているという。
キャリアを通してずっと、ファンをじらし続けてきたボウイ。昨年には、66歳の誕生日にニュー・シングル「ホエア・アー・ウィ・ナウ?」リリースという予期せぬプレゼントを届け、『リアリティ』以来10年ぶりとなるアルバムについてのニュースを発表した。
その『ザ・ネクスト・デイ』は、長きにわたるコラボレーター、トニー・ヴィスコンティをプロデューサーとして起用し、秘密裏にレコーディングされていた。同アルバムはイギリスを含む15か国で初登場1位をマーク。アメリカでは、2位に初登場し、ボウイにとって最も高ポジションでのスタートとなった。また、イギリスで名誉ある【マーキュリー賞】に同作がノミネートされた他、今年前半には【ブリット・アワード】にて最優秀男性アーティスト賞を獲得している。とらえどころのないボウイは、同賞を受賞した際に会場におらず、代わりに『ジギー・スターダスト』時の衣装を着たモデルのケイト・モスが代理でトロフィーを受け取った。
今年は、ボウイが“デイヴィー・ジョーンズ・ウィズ・ザ・キング・ビーズ”(ザ・モンキーズのイギリス人フロントマン、デイビー・ジョーンズとの混同を避けるため、後にボウイという名前を採用した)としてリリースした最初のシングル「リザ・ジェーン」の50周年イヤーとなる。
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